そもそも、我が家ににゃんこ達が住みついたのは約15年前くらいのことだそうです。
隣りの爺さんが、野良猫共を処分してもらうために保健所に連絡する、と騒ぎ始めたのだとか。人間や犬と比べて、猫の尿がやたら臭いのは、フェリニンというタンパク質が含まれているからなのですが、齢60を超えている爺さんにそんなトリビア的知識は関係ありません。自分の家の周囲が臭くなるのを防ごうとする、爺さんの主張は至極まっとうなものだと思いますが、当時の母は野良猫共にエサを与えて、かわいがっていたので絶対許すことができなかったのでした。
それじゃあ、あんたのところでなんとかしろよ、という展開になり、追い詰められた母は野良猫共を捕獲しようとしたのですが、結局捕獲できたのはわずか3匹……。
その3匹に子供が生まれて、あわてて去勢したそうですが、その子供たちが去勢する前に子供を産み……、と、生まれたり死んだりの繰り返しの末、現在の我が家には6匹のにゃんこ達(オス2匹、メス4匹)が生活しています。
グレ(♀)……第一世代唯一の生き残りにして、我が家のにゃんこ達に君臨する女帝のような存在。去勢したが、未だに誰にもなつこうとしない,第二世代のネコ3匹の母親。
ジャッキー(♂)……第二世代唯一の雄ネコ。6匹の中で一番大きい。性格は人懐こくて甘えん坊、体が大きいせいか妙にのっそりと行動する。
ルーシー(♀)……第二世代の雌ネコ。6匹の中で一番人懐こい。
マミ(♀)……第二世代の雌ネコ。2,3日ほど外に脱走した間に、チビを孕んで帰ってきた。このネコもグレほどではないが未だに人に懐こうとしない。
チビ(♂)……一番若くて元気な第三世代の雄ネコ。6匹の中で唯一ベランダの手すりの上を歩ける。
ホクロ(♀)……2年位前から住みついた迷いネコ。他の5匹とは全く血縁関係がない。
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