にゃんこというと、大の寒がりで冬はこたつで丸くなっているイメージがあります。実際、その通りなのですが、それでは、夏はどうなるのでしょうか?
答えは―――ダメダメになります。
こんな感じです。
ジャッキーさん、太りすぎです。ぅあ───(((;'Д' )))───!!!!
我が家のにゃんこ6匹のうち2匹しかいないオス猫。それも第2世代というだけあって、ジャッキーには独特の存在感があります。
まあ、単に身体がデカイだけということもありますが、行動全般がのっそりしているのです。良く言えば、悠然として風格があると表現できますが、悪く言えば、「大男総身に知恵回らず」といったところでしょうか?
のっそりとしているだけあって、性格も大らからしく、他のネコとケンカしてるところを見たことがありません。
ひょっとしたら、M男君なの?と疑いたくもなりますが、そんなことを考えてしまうあたり、こちらの職業病みたいなものなんですかね?Мネコ、Sネコとか言い出すと、マンガみたいでフィクション色濃厚過ぎますから…。
でも、ジャッキーの器の大きさ、というか大らかさを証明できる事案がありまして…。
2年前、ほくろ(♀)が、我が家にやってきたときのことらしいです。
ほくろは、当時の我が家の周りをうろついていた迷いネコで、保健所に捕まったら大変ということで、母が捕まえたそうです。口もとの黒点がほくろみたい(全然、艶っぽくありませんが…)だったので、ほくろと名付けられたとか。
さて、我が家で引き取ってみたものの、当時の我が家のにゃんこ5匹は、皆血縁関係のある女系家族。そこに全く縁のない大人の、それもメス猫がやってきたものの、女系家族である我が家のメス猫達がすんなり受け入れたりするはずもなかったのでした。
我が家のメス猫達――グレ、ルーシー、マミは全く鼻にもかけない扱いだったらしく、ルーシーに至っては、よそ者に飛び掛かっていく有様だったとか。
ちなみに、ルーシーは今でもほくろのことが気に食わないらしく、すれ違いざまに平気でからんでいったりします。
オス猫のチビは一番若いせいか臆病者なので、突然現れたよそ者には近寄ろうともしなかったそうです。
そんな中で、残るジャッキーだけが………何もしなかったとか。
単にのんびりしているだけなのか、何も考えていないのか?とにかく、ほくろが近づいても、何もしなかったそうです。といっても、無視をしているわけではなく、ほくろがじゃれつくと、それなりに相手もしてあげたりしたそうですので、やっぱり、ほくろを受け入れてあげたのでしょう。
結果として、ほくろは――
ジャッキーにべったりとなってしまいました。
ジャッキーが寝ているときは、独りでうろつき回ったりもしますが、基本的にジャッキーにべったりです。ジャッキーが行くところ、常に後からついて回っています。
ネコなのにおしどり夫婦といいますか、2匹とも去勢してしまったので詮無きことですが、いい家族を作ることができたのではないでしょうか?
まあ、ジャッキーは何も考えてないだけなのかもしれませんが……。