2ntブログ

★straight to my heart

はや10月も終わり。
コンビニでおせち料理の受付も始まるワケです。
週末の今日もたくさんの方々にお問い合わせ
いただきました。
いつも本当にありがとうございます。

さて、今日は仕事は関係無い内容にしたいと
思って書き始めておりますが。。

昨日、新宿の某大型書店に行ってきまして。
一番好きなフロアはやはり文庫・新書のフロア。
すでに持っている作家の新装丁本や、知らない
作家の、気になる表紙の本を手に取りつつ、
フロアの端から端までツブしているだけで
一日過ごせますね。

そんな中、昨日一番足を止めていたのが
横溝作品の杉本一文カバーの復刻版コーナー。
私たちの世代は、おそらく小学生から中学生の頃
がちょうど大横溝ブームの頃。
初めて読んだ「ペルシャ猫を抱く女」ですっかり
トリコになってからは、ほとんどの角川黒表紙
を読んだものです。

その頃読んだ本はまだ実家のプレハブ書庫に
眠っているハズ。
昔読んだ本を開く時は、紙の匂いとその感触と
共に、それを読んだ時の自分が本の前で一気に
蘇るような気持ちになります。
この気持ちは、これから先もっと普及するで
あろう電子書籍では決して味わえない、生身の
本の味でしょう。

スマホやiPadを使った幼児教育が普及しつつ
あるようですが、子供には絶対に製本された
本を幼い頃から手にする習慣は付けたいもの
だな、と買った本を早速電車の中で読みながら
思った公休日の夕方なのでした。