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■筆不精ブログ.153

今月半ば過ぎから女性面接の問い合わせ件数が少しずつ増えてきました。


面接の際にお伝えする事―――
おかあさんという看板のもとで働くうえで必ず守っていただきたい規約の件と一緒に、現状の流れ、お店を取り巻く環境、お客様が求めてくるものはいったいどんなものかといった、日々私が電話を受けながら感じることを正直にお伝えしております。

2、3年前ではそんなことはなかったのですが、多少緩めに伝えて囲うような姿勢では女性もお店も腐ってしまい生き残ることができないため、最初からハッキリと現実を伝えるようにしています。

何らかの形で選ばれて、お客様のもとにいくまでの過程を作っていくのはどうしたらよいか。
その点を一番重点的に伝えるようにしています。
普段からただやみくもに「出勤してください」といっているわけではなく、そこにはすべて意味があるわけで、その意味を熱く伝えているつもりです。


姿、形、年齢、経験値・・・すべてがごちゃまぜの中からまずはどうやったら選ばれる対象に入れるか。

大半の場合、プラスを増やすにはどうしたらいいかと考えがちですが、
わたしは面接の時、マイナスを減らす努力をしてくださいと伝えるにしています。

お店が定めた事を当たり前にやっている人、我を捨てて選ばれる事だけに専念して素直になれる人、めげずに出勤する人、
そういったことをひたすら続けてきている人達はやはり結果が違います。

正解がない世界ですので、料理のレシピが一つでも作った人によって味が変わるのと同じように、いかに接客マニュアルがあっても結果に違いが生まれるのは、そういった日々の取り組み方の積み重ねが影響しているからでしょう。

何も特別な事をする必要はありません。意識だけで変えられることは我を捨てればすぐに始められます。

まずは接客中だけが仕事ではないということから少し考え直していくと、何か一つでもやってみようと思えるものが見つかるのではないでしょうか。


4月からはちょっとずつ、こんな空気感で仕事をしていきたいと思っております。

birthright to live!

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