村上春樹の小説に人生の折り返し点を決める男の話がある。
35歳が人生の折り返し点。もちろん70歳が寿命かどうかはわからないが、どこかに折り返し点があると考える。そしてやりがいのある仕事、高収入、家庭、健康、車、遊び。35歳ですべてを手に入れ、これ以上何を求めるべきか分からなくなり泣く。そんな内容だったと思う。

先日1つ歳を重ねて36歳を迎えたのですが、後半戦スタート間際に体調を崩してしまい、この折り返し点について考えてしまうほど弱ってしまいました。（体温が高い時期に体調を崩すなんて今まで経験が無かったので、そんな自分にも軽くショックでした。）

30代半ば以降に人を襲う、人生このままでいいのかという迷いを、米国などではミッドライフ・クライシス（中年の危機）と呼ぶらしいです。

『30過ぎたら、、』『40過ぎたら、、』とは人生の先輩達からはよく言われます。
年相応の自分を見つめて受け入れる事の必要性を考えなければと少し弱気にもなりましたが、やはり人生おひとり様、一回限りです。回復するにつれ、自分の存在意義を恥じる事なく思う存分やるべきだという気持ちが強まってきましたね。

ただ、何をやるにしても健康が一番。周りに迷惑かけないためにも時には西洋医学の力も拝借することも必要かと。
そこだけは少し柔軟になったところでしょうか。

私含め、個性派揃いの池袋おかあさんですが、明日もどうぞよろしくお願いします。





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